【日産】スカイライン(HR34)2/2page
前回は主に心臓部RB20について語ってきましたが、今回は34の完成されたエクステリアについて考えたいと思います。
「スカイラインらしさ」とは何なのか?
その答えを導き出します!
名車と呼ばれ、愛されるスカイラインのモデルが多く存在する一方で、逆にディスられてしまうスカイラインもいます。
例えばV35型。
R34の後継モデルですが、ファンからはスカイラインらしからぬと受け入れてもらえませんでした。
判官贔屓の感情さえ駆り立てるV35型は何がいけなかったのでしょう?
逆に言えば34までに完成されたスカイラインのイメージとは一体何だったのでしょう?
一言で言いましょう。
「羊の皮を被った狼」
これが私のスカイラインの一貫したイメージであり、一見すると普通の乗用車だが、めっちゃ速い!
たぶん、それがプリンスの時代から続くスカイラインなんです。
エクステリアは計算され尽くしたスポーティな形状よりも、一見すると何の変哲もないセダン…それで良かったんじゃないでしょうか?
R34は確かにカッコいい!
けれど、特徴的な見た目という訳ではなく、シンプルな4ドアセダン。
一方のV35は、空力を考慮したと思われる丸いボディやスポーツカーに必須となった大排気量V6エンジンを搭載。
いかにも速そうになったエクステリアは「スカイライン」に相応しくなかったのでしょう。
スカイラインに欠かせないリアの丸目4灯についても喋っておきましょう。
現行のV37にも採用される丸目のテールライトですが、ハコスカの愛称で呼ばれるC10型より実に半世紀以上に渡って踏襲されるアイテムです。
子供たちは後ろを見てスカイラインかどうか判断しているといっても過言ではないでしょう。
V35が親しまれなかった理由の一つにこの丸目を取り払ったこともありました。
ファンたちの怒りは、後にマイナーチェンジで丸目を復活させるほどでした。
V37でモデルチェンジした際に、日産は再び丸目の取払いにチャレンジしますが、大失敗…😭アイデンティティを失った前期型は殆ど売れていません。
このように、
もはや外せない識別コードとなった丸目4灯のテールライトですが、私はR34のリアが1番好きです!
R32や33のように、横並びではなく少し角度が付いたことで引き締まった印象を与えます。
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最後にまとめましょう。
この車には乗ったことがありますが、非常に楽しいドライブをさせてもらいました!
首都高を駆け抜ける喜びはたまりません!
34は今でもレンタルできますので、ベースグレードを見かけたらぜひとも乗ってみてください✨
あー、いつかガレージに起きたいですわ。