【ユーノス】ロードスター(NA型)
みなさんこんにちは😃
「世界一売れたオープンカー」をご存知ですか?
答えはユーノスロードスター!
日本が誇るオープンカーの代名詞的存在です。現在も5代目が好調に販売される人気車種の一つです。
英国のMGBもライトウェイトの良いオープンカーでしたが、販売台数トップの記録を塗り替えたのがユーノスロードスターでした😁
⇧イチ推しの歌です ※記事の区切りとしてTVCMみたいに挟んであります笑よかったらぜひ笑♬
スペックや心臓部について語る前に「ユーノス」という車好き以外には耳慣れない言葉について話しておきましょう。
1989年、自社のブランド力不足に悩んでいたマツダは販売体制を一新。
販売会社を5チャネル化&ブランド化して専売車種を整えました。
5つの中でプレミアムなブランドを謳ったのがユーノスEUNOSです。他にもスポーティなアンフィニや個性的なオートザムなどがありましたが、いずれもブランドとして成熟する前に5年ほどで体制が崩壊。
徒に見てくれだけを整えたようにも見えた5チャネルですが、各ブランドには今も語り継がれる名車も数多く誕生しています。
ユーノス500、オートザムAZ-1、アンフィニRX-7、ユーノスコスモ、ユーノスロードスターなどなど!
多くを語るのは次のお楽しみとして、今回はロードスターを見ていきましょう。
ユーノスの専売車種として登場したライトウェイト・オープンカーの魅力を語り尽くしましょう!!
⇧miniGTのミニカー1/64
まずは心臓部、パワーユニットです。
僕が試乗したことがあるのは、VスペシャルのDOHC1.8Lモデルでした。
1.8Lというと馬力はそこそこありそうなものですが、回転数を4500rpm以上まで上げてなんぼの低排気量のエンジンで、実に日本のマニュアル車らしい。
少し傾斜のある坂だと2速のギア比でちょうど良いでしょう。
そもそも海外からの要望で、1.6Lエンジンが非力さを指摘されて排気量アップされたものですが、馬力より「人馬一体感」がテーマの車ですので、このくらいでちょうど良いのです。
続けて内装面です。
世界一売れたオープンカーに相応しい充実したインテリアですよ!
ユーノスの特徴は、スポーツを強調しすぎない、ゆったりした前時代的な作りです。
小さなボディに比較すると、アメリカ人が好みそうなゆったりした室内で、意外にも丁子粥運転が疲れない車です。
サイドからのシルエットにこだわり抜いていて、屋根を開けてもソフトトップが後ろにグシャっとしないようになっています。実に美しいです。
インテリアやエクステリアのまとまりの良さは、日本人らしい細かいこだわりと言えるでしょう。
最後にレイアウトの話をしましょう。
昨今、珍しくなりつつある純FRレイアウトですが、当時はありふれていたかというとそうでもありません。
いや、正確に言うなら、ユーノスロードスターのジャンルにおいてはとても珍しかったのです。
当時のライバルであるホンダCR-XはFF、トヨタMR-2はMRを採用していました。
故に、ロードスターはFRレイアウトを採用したとの話もあります。
次世代がどうなるのかは分かりませんが、現代まで受け継がれているロードスターは、初代あってこそ。
名車ユーノス・ロードスターに敬意を込めて。
おやすみなさい💤